【要注意】高額査定なのに売れない！？査定額と売却価格のギャップとは|株式会社コロンブス

・査定額：不動産会社が出す「このくらいで売れるはず」という予想価格

・売却価格：実際に買主がついて「売れた金額」

つまり、査定額は“理論上”の価格であり、絶対にその金額で売れる保証はありません。

高額査定が出る理由とは？

理由①：他社より目立ちたい（＝契約を取るため）

不動産会社は、専任媒介契約（1社独占）を結びたいため、

あえて高めの査定を提示してくるケースがあります。

いわゆる「釣り査定」です。

💬 売主心理「高い査定＝いい会社」→ 結果、売れない

理由②：机上査定の精度に限界がある

オンライン一括査定では、

・築年数

・間取り

・エリア相場

など限られたデータだけで査定されるため、 実際の内装状態や立地環境、騒音などの要素が加味されていないことも多いです。

高額査定に飛びついた結果、起こること

✅ 売出価格が高すぎて反響が少ない

✅ 値下げを繰り返して、売却までに時間がかかる

✅ 「売れ残り物件」という印象がついてしまう

✅ 最終的に相場より安く売ることに…

損しないための3つのポイント

✅ 1社の査定だけで決めない

最低でも3社以上の査定を比較し、

「なぜこの価格なのか」の説明がしっかりできる会社を選びましょう。

✅ 査定額の“根拠”を確認する

・過去の成約事例

・周辺エリアの売出状況

・建物の劣化状態の評価 など

数字だけでなく、根拠や考え方に納得できるかが重要です。

✅ 売却価格の“戦略”があるか？

良い不動産会社は、ただ高く売ろうとするのではなく、

「○○万円で出して、○週間後に反応がなければ××万円へ」など、段階的な価格戦略を提案してくれます。

【まとめ】「高く査定された＝高く売れる」ではない！

高額査定に安心してしまうのは自然なことですが、

そのまま売却に進むと、結果的に売却が長引いたり、価格を下げざるを得なかったりと、リスクもあります。